レーザーダイレクトシボ加工
日本本社では5軸レーザー加工機(GFマシニングソリューションズ社)を導入しています。これはレーザー光を用いた彫刻技術で、3軸〜5軸加工までのすべてをデジタル処理で行います。 シボ加工、彫刻、マーキング、微細加工等を2Dの平面だけではなく3D曲面へ効率的に再現可能で、Min30μmの点や線まで描くことが可能となりました。
5軸レーザー加工機の導入で、意匠など金型デザインの新しい可能性を拡めることができます。この加工機は日本エッチングの本社や中国工場、アメリカのCUSTOM ETCH社、ドイツのKRUTH社などグループ内の多くの工場で保有しています。
レーザー加工機の利点
継ぎ目や配置崩れが出ない
従来のエッチングの加工プロセスでは発生した柄切り替え線や継ぎ目の目立ちがなくなり、幾何学模様の継ぎ目や著しい配置崩れが出ない。
加工位置を管理できる
加工位置を管理できるようになり、確実なパターン合わせが可能となる。
凸凹の断面形状を管理できる
様々な断面形状に対応し配置管理も可能となる。
緻密な加工ができる
腐食加工では実現できなかった細かいシボ加工なども可能となる。
スムーズな深さ変化
画像データの濃淡調整により深さの変化を制御可能。
再現性が高い
レーザーの特徴である高精度・高精細を最大限シボ加工に取り入れることにより、緻密かつ複雑なパターン開発が可能。