シボ加工
Shibo
日本語でシボ加工とは、表面処理のひとつで物理的にシワ模様(シボ)をつけることです。 皮革製品の表面のシワ模様を「皺(しぼ)」と呼び、皮革業界では革にシワを付けることを「皺を付ける」といいます。 繊維業界では、ちりめんを絞ってシワを付けることを「シボ付け」と呼び、シワを付けたちりめんを「シボ織物」と呼んでいます。 ここから派生し、プラスチックや金属などを成形またはプレス加工する際に金型(鋳型・プレス型)の表面に 細かい模様(凹凸)を転写する加工を「シボ加工」、その模様を「シボ」と呼ぶようになりました。タイの金型業界内においても、タイ人の方々の間では日本語と同じ「シボ」という呼び方が使われることが多いです。